「令和5年度 尼崎市医師会設立記念式典報告」(第648号令和5年12月1日)

「令和5年度 尼崎市医師会設立記念式典報告」 12・9

広報担当理事 大澤 芳清

 
本年度の設立記念式典は、昨年度に引き続き都ホテル尼崎にて開催されました。5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取り扱いが5類に変更されたことに伴い、受賞記念パーティーが4年ぶりに開催されました。鈴木温副会長の総合司会で会は始まりました。中川副会長より開会の辞をいただきました。年末のお忙しいなか、4年ぶりに通常通りの開催となった第107回尼崎市医師会設立記念式典の出席へのお礼が述べられました。杉原加壽子会長より開会挨拶が行われました。歴史ある尼崎市医師会の設立記念式典は、次のような目的で開催されているとお話がありました。会員の先生方の今年1年の功績をお祝いし、数々の受賞をされた先生方をご披露することと、尼崎市医師会の会員を支えている医療従事者と永年勤続の方々の表彰させていただくことです。来賓の尼崎市保健局長の安川春樹様は、尼崎市民の健康の保持増進や保健行政の円滑な推進への尼崎市医師会の協力に対して感謝の意が表されました。また、松本眞尼崎市長からのメッセージをご紹介をいただきました。
表彰は庶務担当夏秋恵理事の司会進行で行われました。
まずは、学校保健担当横田光理事により啓発カレンダー図案の最優秀作品の表彰が行われました。今年は、近年問題となっているスマートフォンやゲームへの依存と生活リズムの変化に関連して、「早寝、早起き、外遊び」をテーマとしました。尼崎市教育委員会のご協力をいただき、尼崎市内のすべての小中学校の児童生徒に呼びかけたところ、32点の応募がありました。
続いて、功績会員13人に対して感謝状並びに記念品の贈呈が行われました。今年の会長特別表彰は2人です。長年に渡り生涯教育委員会委員長をお務めいただいた日下泰徳先生と産業保健委員会委員長をお務めいただいた島田哲志先生が受賞されました。続いて各種受賞者の披露と記念品の贈呈が行われました。
医療従事者表彰は医業経営担当山本学理事の司会進行で行われました。
第76回兵庫県医師会設立記念式にて表彰された受賞者の披露が行われました。永年勤続医療従事者は42人、医師会職員表彰は5人でした。勤続20年以上の尼崎市優良看護師等感謝状被贈呈者は4人でした。
令和5年度長期勤続優良医療従事者の表彰が行われました。看護師、准看護師の部では、15年以上の勤続が8人、10年以上の勤続が21人、5年以上の勤続が17人でした。一般の部では、15年以上が25人、10年以上が23人、5年以上が35人でした。合計23医療機関で129人の医療従事者が表彰されました。青木外科整形外科にご勤務されている吉田浩明様から受賞者代表として謝辞が述べられました。
原秀憲副会長から閉会の挨拶が行われました。最初にご出席いただいた方々にお礼を述べられました。尼崎市医師会を中心とした地域医療機関の連携が大切です。尼崎市医師会は、地域医療に尽力する医療従事者の皆様や尼崎市民とともに連携し、地域医療をさらに深化させ充実させていきたいと話され、閉会となりました。
本年度は受賞記念パーティーが引き続き行われ、多くの方にご参加いただきました。受賞された皆様おめでとうございました。尼崎市内の全ての医療従事者の皆様もありがとうございました。