「令和5年 尼崎市医師会新年祝賀会」(第638号令和5年2月1日)

令和5年 尼崎市医師会新年祝賀会  1・21
副会長 鈴木  温

 
3年ぶりに表記の会が開催されました。長引くコロナ禍で徐々に知見が蓄積され、また国民全体的な意識の変化もあり、政府の方針として行動規制は行わないとあって、今年は各所で新年会が開催されているようです。ご来賓の方も合わせると120名の方がご参加されました。
執行部も代わり、ウィズコロナでの開催とあって少し今までとは違う形式での開催となりました。国歌斉唱をとりやめ国歌静聴とし、食事は大皿から取り分けるビュッフェスタイルから、各テーブルにサーブするコース料理としました。それに伴いコンパニオンも呼ばず、会を盛り上げていただいているアトラクションも中止としました。私からこれらのことを説明させていただき開会となりました。
国歌静聴の後、杉原会長からのご挨拶がありました。この3年間の新型コロナ感染症の事やその対応、新しく建て替えられる休日夜間急病診療所のことなどをお話しされ、会員の先生方へ日頃の感謝を述べられて、さらなる協力をお願いされました。
年頭祝辞は、最初に兵庫県医師会会長の八田先生にしていただきました。八田先生は前尼崎市医師会会長をされていましたが、コロナ禍で一番大変だった会長でした。講演会や懇親会の類が軒並み中止になり、発生当初はいつまで経っても先が見通せず、波が収まってきたからと会を企画してもすぐに次の波がやってきて企画が中止になったり、外出するのもはばかられるような期間もありました。人と人が会うこと、親睦も重要だとお考えの八田先生ご自身が尼崎市医師会の会長であったときに新年祝賀会が開催できなくて残念だったと言われておりましたが、来賓としてお招きすることができて本当に良かったと思います。続いて、尼崎市長 松本眞様、尼崎市議会議長 津田加寿男様、尼崎市歯科医師会会長 松田哲一様、尼崎市薬剤師会会長 牧孝子様にご祝辞をいただきました。行政や他職種との連携に気を配りながら、今年も尼崎市民の健康のために活動していきたいと思います。
来賓祝辞は、衆議院議員 中野洋昌様から頂戴しました。兵庫8区からの出馬で当選4回を数え、尼崎市のために走り続けておられる中野様ですが、以前からの誠実さに加えて貫禄も出てこられたようで頼もしく思いました。
代議員会議長 橋本創先生の乾杯のご発声で祝宴が始まりました。皆様が会場内を歩き回らなくてもよいようにとコース料理をご用意しておりましたが、そんな思惑とは裏腹に、久しぶりに公の席で沢山の方とお会いする機会とあって、テーブルを越えての親睦に大いに盛り上がっていたようです。杉原会長がご挨拶で述べられたように当会の新年祝賀会の2週間前に開催されました尼崎市歯科医師会の新年祝賀会で召し上がられた料理が大変美味しかったそうで、鶴の一声で1週間前に急遽変更したメニューも好評でした。
閉会のことばは、原副会長に頂戴しました。前日に軽いものを持ち上げただけでギックリ腰になってしまったと嘆いておられ、皆様健康に留意しましょうと呼びかけられ楽しい2時間半がお開きとなりました。