謹賀新年「新春のごあいさつ」(第637号令和5年1月1日)

「新春のごあいさつ」
尼崎市医師会会長  杉原 加壽子

 

新年あけましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては良き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年中は医師会の会務・運営に多大なご協力・ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

令和4年6月23日の尼崎市医師会定時代議員会にて尼崎市医師会会長に選任いただき半年が過ぎようとしています。昨年は新型コロナ感染症第6波で幕開けし、続く第7波ともにオミクロン株になってからの感染爆発は桁違いのものとなった1年でした。感染力の強さとブレークスルー感染により発症者数は指数関数的に増加し、重症化リスクが低いと言われているものの、発症者数の増加に伴って救急現場での医療逼迫や医療従事者の感染増加によりスタッフの欠員等で体制維持が困難になるなど、さまざまな問題がありました。尼崎市医師会は会員の先生方のご協力のもと、行政・病院・訪問看護ステーション・介護施設など多機関での連携と情報共有に努め、この難局を乗り切ってきたと思っています。

9月には新型コロナ感染症の全数把握見直しとなり、コロナ感染症の新しい局面が訪れたと認識しておりますが、またもや第8波で幕開けしそうな新年です。この新しい年を迎えるにあたり、さらに会員の先生方との連帯感を感じることができるよう、コロナ禍で滞っていた事業等を見直し執行部一同邁進してまいりたいと思っております。今後とも何卒よろしくご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げます。会員の皆様にとって素晴らしい年になることをお祈りして新春のご挨拶とさせていただきます。

 

 

「新年のご挨拶」
兵庫県医師会会長  八田 昌樹

 

あけましておめでとうございます。尼崎市医師会員の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。旧年中は尼崎市医師会及び兵庫県医師会の会務や事業運営に多大なご支援ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。昨年6月に尼崎市医師会会長を退任し、兵庫県医師会会長に就任してから半年が経過しました。新型コロナウイルス感染症の第7波への対応、近畿医師会連合の主務地として総会の開催、日本医師会理事としての出務等公務に追われる毎日で瞬く間に過ぎてしまいました。

新型コロナウイルス感染症との闘いも約3年が経過しました。この間、会員の先生方におかれましては、発熱等診療・検査医療機関として、また、ワクチン接種、入院待機陽性患者への往診、救急を含む一般医療の分担等多大なご尽力をいただきました。日本及び尼崎市の新型コロナウイルス感染症による死亡率が、諸外国や近隣市町村に比べて低いのはこうした医療従事者の献身的な働きと国民皆保険によるものが大きいと推察します。今後も新たな変異株の出現、季節性インフルエンザとの同時流行の懸念等予断を許しませんが、引き続き医療の現場で闘いを続けることで、この感染症を克服できる日が来ると信じています。

兵庫県医師会会長として、郡市区医師会との連携協力を大切にしていく方針ですが、特に地元の尼崎市医師会との連携は引き続き強固にしたいと思っています。尼崎市は市長も交代しました。これまで同様、行政との連携協力を大事にしていただき、兵庫県、兵庫県医師会とも連携協力して兵庫県民、尼崎市民の健康や安心・安全な生活を守っていくために会員の皆様のご理解ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

「年頭のご挨拶」
尼崎市長  松本  眞

 

新年、あけましておめでとうございます。

一般社団法人尼崎市医師会の皆様方には日頃より、保健・福祉・医療の分野で多大なご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表しますとともに厚く御礼申し上げます。
私は、昨年12月2日より尼崎市長としての重責を担うこととなりました。
これまでの行政経験を活かし、「対話重視」「実行力」「誰一人取り残さない」の3つの基本姿勢を大切にしながら、着実に市政を前へ進めていく決意を新たにしております。
尼崎市は、これまでの「まちを良くしよう」と取り組んでこられた市民や事業者の皆様のご尽力により、まちのイメージも向上し、市の課題解決に向けた取り組みが具体的な形となって現れてきています。私の役割は、この尼崎市の「胎動」を確実なものとし、「次のステージ」へと進めることだと考えています。
そのために、『「子育てのまち」、「学びたいまち」あまがさき』『誰もが暮らしやすいまち』『住環境整備、まちの魅力とイメージの向上』『地域経済の活性化と脱炭素社会に向けた取組』『市民とともに市民に寄り添う市役所』の5つの観点から尼崎市の発展に努めてまいります。
貴会におかれましては、引き続き福祉や医療の支えとなり、尼崎市の市政運営により一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、一般社団法人尼崎市医師会の今後の益々のご発展と皆様方のご健勝並びにご多幸を祈念いたします。

 

 

「新年のごあいさつ」
尼崎市保健所長  清水 昌好

 

尼崎市医師会の皆様、あけましておめでとうございます。
平素は各種健診、予防接種、救急医療の確保をはじめ市政各般にわたり多大なご協力を賜り、また日頃の診療等を通じ市民の健康保持増進にご尽力されておられますこと、心より敬意を表しますとともに厚く感謝申し上げます。

さて新型コロナウイルス感染症も第8波を数え、今回はインフルエンザとの同時流行が懸念されているところであります。この間、医師会の皆様には、発熱外来、在宅への往診、ワクチン接種、クラスター対策等々、市行政と協働して県下でも先駆けた取組みを実施していただき、市民の生命、健康を守ることができました。改めてお礼申し上げます。
現在も長引くコロナ禍に加え、ロシアによるウクライナ軍事侵攻の影響が世界的にも深刻化しているところで、市民の安寧な生活が損なわれつつあり、心身の健康の保持も非常に困難な状況にあろうかと思います。
この様な時にこそ何でも気軽に相談でき、生活背景を把握したうえで解決策を提供するいわゆる「かかりつけ医」機能が一層求められるところであります。さらに私ども行政といたしましても、貴会と連携を密に市民の健康保持増進へ向けて保健・医療行政に取組んでまいりたく存じますので今年も宜しくお願い申し上
げます。
最後に皆様並びにご家族のご健康、そして貴会の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。