1)疾患の特徴  
ムンプスウイルスの飛沫感染による。唾液線、とくに耳下腺の腫脹が特徴(おたふくかぜ)。合併症として無菌性髄膜炎が多く(およそ2%)、難聴の原因としても注意を要する。膵臓炎、精巣炎、卵巣炎の合併もある。潜伏期間は18日~21日。希望があれば3年保育入園時期にあたる3歳頃の接種が勧められよう。  

2)登園登校基準  
耳下腺が腫れている間はウイルスの排出が多いので、腫脹が消失するまで出席停止とする。
 
3)予防は  
予防接種を受けることが大切です。(任意接種、有料)  

4)将来の見通し  
10日前後で治ることが多い。
1度かかれば2度とかかりません。

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