1)疾患の特徴  
病原体は、主としてコクサキーA群ウイルスであり、そのほかのエンテロウイルスによっても起こる。飛沫感染が主であるが、糞便中にもウイルスは排出される。突然の発熱、咽頭の発疹、水疱とその後の潰瘍が特徴の特徴の子供の夏かぜである。潜伏期間は2~7日。感染源となりうる程度のウイルス排出は、発症後2~3日なので、解熱して元気になれば登園登校できる。  
2)登園登校基準  
全身状態の安定した者については、一般的な予防方法の励行などを行えば、登園・登校は可能である。