淀川寛平マラソン2015 奮闘記(第544号 平成27年4月1日)

(第544号 平成27年4月1日)
スポーツ医会 長谷川吉昭

 今回で3回目となる淀川寛平マラソンの救護班に参加してきました。スポーツ医会にとっても大きなイベントの一つで、過去2回も医会が主体となり尼崎看護専門学校の学生さんの参加を得て救護体制を構築してきました。
 朝6時50分に集合したのは30歳代を始め80歳代の先生まで様々な先生方。さながら、団体旅行のようにバスに乗って会場までワイワイと出発です。週間天気予報で当日は「雨」。日頃、当たらんと思っていてもこんな時にはしっかり当たるもので、朝からシトシトと冷たい雨が降っており嫌な予感。去年は雨上がりの会場で、移送のバスが立ち往生し、看護学生がマイクロバスを押すという珍事もありましたが今年は如何に?と思いつつ会場に到着です。
 各ポイントに、先生&学生さんたちが救護班を結成し移動していきます。コースが河川敷ということもあり、随所が冠水し、まるで障害物競走のような状態です。小生が医会の救護班に参加し始めて約十年、最悪の走路と救護環境です。予想通り救護本部では低体温者が続出し救急搬送も相次ぎました。学生諸君が低体温者をいつまでもさすり続ける姿を見ていると、早くも立派な看護師にみえ頼もしい限りでした。全員が泥だらけで帰路につきましたが、我が家では、「ドロドロで家に入ったらあかん、そこで(玄関)で全部脱いで風呂にいきや」と言われ玄関で素っ裸になる羽目になりました。きっと、他の先生方・学生さん・参加者も玄関で裸になったのではと勝手に想像しています。参加された先生方・学生諸君本当にご苦労様でした。