尼崎市医師会新年祝賀会 (第566号 平成29年2月1日)

尼崎市医師会新年祝賀会
1・17
北立水地区 鈴木  温

恒例の新年会が平成29年1月17日に開催されました。今年は来賓の方も合わせると183名の方が参加されました。
橋本創副会長の開会のご挨拶の後、国歌斉唱、尼崎市医師会会長の黒田佳治先生のご挨拶へと続きました。ご来賓の方々への謝意を述べられた後、昨年から今年にかけてのいろいろな出来事に触れられました。個人的に最も興味深く聞かせていただいたのは私自身も関わっていた新医師会館建設問題に関することで、今回は残念な結果に終わりましたが、あきらめることなく自前の医師会館で自由に活動できるように今後の進展に期待したいと思います。また、医師会100周年を記念して尼崎市市制100周年記念と合同で開催された「尼崎適塩化フォーラム」では2000名を越える方が参加して非常に盛り上がったと述べられ、今年5月には第2回が開催されることになっているとのことでした。その他、地域包括ケアシステムの構築など「市民の皆様が健康で安心して暮らせる街づくりをすること、必要な医療が過不足なく受けられる社会を作ることも我々医師会に与えられた責務と思います」と述べられました。尼崎市医師会のよき伝統である「学閥を作らず」「和を持って尊しとする」という言葉を胸に会務を遂行していくと述べられ、今年が皆にとって素晴らしい年になりますように心から祈念しますと挨拶を締めくくられた。
続いて兵庫県医師会会長の空地顕一先生、尼崎市長 稲村和美氏、尼崎市議会議長 寺本初己氏の年頭祝辞が述べられました。稲村市長の挨拶では、医師会と行政は一蓮托生、二人三脚で歩んでいくとの心強いお言葉をいただきました。来賓祝辞では衆議院議員 中野洋昌氏にお言葉をいただきました。市民フォーラムにもご参加いただき、国の動向などを伝えていただいたり、コラムニストの勝谷誠彦氏などと尼崎市の医療行政について一緒に考えていただいている大切な方で、昨年は年金問題が大きく取り上げられましたが、今年は平成30年の医療と介護の同時診療報酬改定に関しての協議が始まる年で注目されていますと述べられました。アナウンサーからの来賓紹介があり、祝宴へと続きました。
乾杯のご発声は、尼崎市歯科医師会会長 重岡潔先生でした。「乾杯は短く、繁栄は長く」という名スピーチで拍手喝采のうちに宴が始まりました。会場中が挨拶や歓談で盛り上がる中、ジャズ演奏が始まりました。サックスに武井努氏、ヴォーカルに山内詩子氏、ギターに畑ひろし氏、ベースに荒玉哲郎氏をお迎えしての演奏でした。プロフィールを見るとどなたも大変活躍されている方々で、稲村和美氏のお知り合いも居たりして素敵な時間を過ごしました。締めの乾杯は尼崎市薬剤師会会長 牧孝子氏でした。新年から何かを強要されるのは喜ばしくないので、ここ数年タイミングを見て会場外に出ていたのですが、今年は間に合わず、隣の人と手を取り合って笑って踊るという幸せになる方法?を実践することになりました。
閉会のご挨拶で博識の児玉岳副会長が、笑って踊る事で顔の筋肉を使うとエピネフリンが分泌されて脳が幸せを感じるのですよと解説されましたが、実際に幸せになる方がいいななどと考えている間に新年会は閉会となりました。